2010年9月30日木曜日

うちのまな板


半年くらい前からイタリアのトスカーナ地方のオリーブ製のまな板を使っています。






自然な形を活かしているのでいびつですが、そこがまたいい味。
当初はハンドル付を敬遠していましたが、
生ハムやチーズを載せて食卓に登場させるには
この形の方がまな板っぽくなくていいみたいです。


それからまな板に求めたのは、できればずーっと使えること、
オープンキッチンにまな板を隠すスペースがないので、
できれば所帯じみず、使わない時も絵になるもの。






使わない時は、水気をよく拭いて後ろのカウンターに立てかけています。
まるで飾るために置いているみたいですが、れっきとしたうちのまな板。
これで肉だって切るし、魚も下ろします。

でも汚らしくならないのが、固いオリーブの良いところなんでしょうね。
浅い傷はつきますが、時々オイルを塗り込んであげると、きれいな木肌がよみがえります。
オイルは有元葉子さんによるとサラダオイルでいいそう。簡単です。


さて、このオリーブ君にたどり着く前、長らく我が家に君臨していたのが、






じゃじゃーん、iittalaのまな板です。

オークの無垢のはぎ合わせのこれは、
なんとその重さ3.6kg。
もし拭いている時に手でも滑らせて足に落下すれば、骨が砕けます。おそらく。






このサイズ、厚み、海外のお料理番組のまな板みたいで憧れて買ったのですが
何しろデカすぎました。
表面を洗うのもひと苦労、重すぎますって。
まな板にオーク、というのも国内ではまず見かけませんしね。

でもお役御免になったからって捨てるのも忍びなくって、、
キャンプ用にしようかと思いましたが、
「こんなでかいのジャマ」とあっさり却下されちゃいました。